ないものを作る・改良する

 このページでは、登録・掲載されやすいサイトについて、見ていきたいと思います。

・「ないもの」を作る

 最も、登録・掲載されやすいサイトは、どういうサイトか。それは、「これまでにない」サイトです。

 たとえば、適当な例ですが、「リヒテンシュタイン王国のサッカーチーム『○○』について紹介するサイト」なら、掲載される可能性は高いでしょう。

 なぜなら、日本では追跡しているサイトも少ないでしょうから、サッカーのカテゴリでは、それらの情報に『飢えて』いるわけです。

 そのほかに、例えば、モナコ料理の専門サイトといった、目新しくて、聞いたことがないコンテンツを含むサイトは、掲載されやすいと考えます。

 検索サイトは、情報を売り物にしています。

 ですから、もう既にある情報よりも、「まだない情報」の方が価値があるのです。

・どうしてこんなサイトがあるの?

 ときおり、カテゴリ等を調べていると、(どうして、こんなサイトが登録されてるのだろう?)と思ってしまう、まあ、言ってしまえばチープなサイトに、遭遇するものです。

 思うにそれは、当時は、「カテゴリになかった」が故に、その程度の質と量とで、カテゴリに登録されたのだと思われます。

・「ないもの」は審査しやすい

 ここで、審査をする側になって考えて見ます。

 「ないもの」が、登録・掲載されやすい理由は、『審査しやすい』からでもあります。

 どういうことかというと、サイトを評価するに当たっては、既存カテゴリに「ない」だけで、十分な登録理由となるからです。

 「これまでにない」ことには、情報としての価値があるのですから、「ない=価値あり」との論理な成立すれば、それ以上を追求しなくてもよいわけです。

 逆を考えてみましょう。サッカーカテゴリに、もう既に登録されているチームのサイトを申請しようとします。

 審査者としては、まず、既存のサイトと新たに申請されたサイトとを、比較しなくてはなりません。

 重複の度合いや、扱っているテーマの差異、情報の質と量などなど、多岐にわたって比べて、申請されたサイトの「新しさ」と「価値」とをおさえなくてはならなくなります。

 既存Aサイトではこうなっていて、申請されたBサイトではこうなっている、なんて作業をして、コンテンツの質・量を調べ、確かめて、「カテゴリ」に付け加えられる価値なり意味を汲み取らないといけないわけです。

 意外にこれが、強度のきつい作業のように思われます。

 わたしの推測ではありますが、これまでにあるサイトと、コンテンツは違うだろうが似たようなサイトだと、その比較参照作業と評価の作業がしんどい故に、忌避されやすいように考えます。

 「同じじゃん」なんて第一印象をもたれると、いくら差異があろうと、コンテンツの細かい部分を見てもらえず、よほど目立ったものがないと、登録には到らない感があります。

・意図的に「ないもの」を作る

 このように、「これまでにない」サイトは、「情報」としての価値と審査作業の簡便さから、登録されやすい、と考えている次第です。

 逆を言うなら、わたしたちは、現在のカテゴリにはない、テーマと内容を備えたサイトを作り上げれば、掲載・登録されるといった次第です。

 他のページで述べているように、カテゴリの偵察や調査・分析によって、既存のサイトが見落としてるテーマや未だ扱っていない事柄を探してきて、そこにサイトの資源を集中するのも、よいやり方だと考えます。

・サイトを改良する

 落ちた理由が、申請文の不備であったのなら、サイトを改良する必要はありません。

 しかし、申請文に不備はなく、アクセス解析にて、審査者の痕跡があったのに落ちた場合は、サイト自身の質・量の不足で落ちたと考えましょう。

 ですから、質と量とを増やすために、改良行為を取らなくてはなりません。

 では、その「改良」とは、何をしたらいいのでしょうか。

 非常に難しい問題です。Web運営の根底を為す、この「問い」に対しては、一概には答えられません。

 あえて言うなら、まず、たくさんのWebサイトを見ることでしょう。

 他のページでも述べましたが、まず、カテゴリに登録されているサイトを研究します。

 更新が止まっている死んだサイトもあるでしょうが、生き残っているサイトもあります。時間の試練を乗り越えた力のあるサイトです。

 そうしたサイトを見て、現状の自分ができることを探していきます。

 いうまでもありませんが、自分の運営するサイトのテーマに関わることは、しっかりとウォッチして、精通しておくことも忘れてはいけません。

 また、レイアウトや構成も、重要な意味があります。

 コンテンツは、その配置によって、ぜんぜんに受け取り方や意味が違ってくるものです。

 世には優れたレイアウトのサイトがたくさんあります。

 「cool」とか「good」などで検索をかければ、世界中の優れたサイトに接することができますし、秀逸なサイトをまとめたサイトもあるので、そこで研究するのもよいでしょう。

 最初の内は、自サイトの何の、どこを改良すればよいかわからないでしょうが、だんだんと頭の中に「新サイト」の輪郭ができあがっていくように思います。

 もう既にある情報であっても、そこに「オリジナリティ」が加われば、その情報は違う新しい価値を持ち始めます。

 サイトの登録・掲載を狙うことも大事です。が、やはり、Webの運営の肝はそれらを超えた「オリジナリティ」に行き着くように思います。

オリジナリティだけは、自分の内にある。