Dmoz とは?
このページでは、Dmoz(Open Directory Project)の名前の由来や、登録の難易度などについて見て行きたいと思います。
・「Dmoz」という名前の由来
「Dmoz」への登録を目指そうとすると、最初に混乱するのは、いろいろな名前や省略語がある点です。
「Dmoz」の日本語階層TOPには、しょっぱなから「dmoz open directory project」と表記されています。
まず、「Dmoz」という語句は、「Directory Mozilla」の略です。ちなみに、「ディーモズ」と発音します。
ブラウザの歴史小話となってしまいますが、現在の「FireFox」ブラウザの前身は、「Mozilla」というブラウザでして、今でも両者の開発は続けられています。
ざっくばらんにいうと、「正式版」がネットスケープやFireFoxで、「開発版」がMozillaという次第で、このMozilla計画・の一端として、「Dmoz」のスタートが切られたから、「mozilla」という名称が使われているのでしょう。
次に、「ODP」という略語に接することがあります。これは、「Open Directory Project」の略です。
プロジェクトとあるように、有志による世界に開かれたWeb階層を作り上げよう!という「運動」「活動」を指しているわけで、言うなれば、サブタイトルといえましょう。
ちなみに、お気に入りに入れると、「Open directory」と表記されるから、どれが正式名称となるのか、ややこしさに拍手がかかります。
どれが正式名称なのかは、サイト側が決めるのですが、わたし個人は「Dmoz」が一番しっくり来るかと思います。「Open directory」だと一般名詞ぽくなってしまいますし。
・Dmozなる組織
公式でアナウンスされているように、Dmoz(Open Directory Project)は、ボランティアによって管理・運営されています。
以下、公式より抜粋。
『Open Directoryプロジェクトは、人の手によって編集されているウェブ最大の包括的なディレクトリです。巨大な世界規模のボランティアエディタコミュニティによって、構築・管理されています。』
太線・下線部分は、登録に当たって重要なところなので、押えておかねばなりません。
この点を見誤ると、要らぬ心労と徒労とを抱え込むことになります。
逆を言えば、この点を踏まえて登録申請をすると、掲載されやすくなるといえます。
詳しくは、他のページについて、説明します。
・Dmozの目的・ねらい
公式では、「ウェブカタログの決定版」を目指すと述べられています。
以下、公式より抜粋。
『Open Directoryは、20世紀における最も重要な編集者・貢献者プロジェクトに習っています。オックスフォード英語大辞典がボランティアの努力によって英語辞典の決定版となったように、Open Directoryはウェブカタログの決定版となることを目指しています。』
はっきりと、Dmozは、インターネットにおける「オックスフォード英語大辞典」になる!と述べています。
つまりは、国語辞典の1項目となるようなコンテンツがあれば、その目的から、登録されやすいことが読み取れます。
・Dmozへの登録難易度
Dmozに登録されるのは、一般的に難しいといわれています。
何回も申請しても、登録されない、蹴られた・落とされたという人は、後を絶ちません。なかには、コンサルタントに何万と支払ったという話もあります。
しかしその一方で、登録される人は、たった1回の申請で、申請から2~3日で掲載された、という話もあります。
両極端なわけです。
当サイトは、前者の何度も何回も申請して登録された口ですが、登録経験者から寄せられたメールによると、「すぐ登録され、URLの変更も随時された」とのことです。
・Dmoz登録の真相
わたし自身の体験・体感と、各情報を総合すると、Dmozの登録には、コンテンツとの相性が実にものをいう、ということができます。
「登録されるサイト」は即効だが、「されないサイト」は、いつまで経ってもされない、というわけです。
ケースが2極端に分かれるのは、「Dmoz」の目的が、ネットの国語辞典を目指す点にあるからと、考えます。
要するに、国語辞典の一部としてふさわしいコンテンツがあるサイトなら登録する、たとえば、何かの分野・テーマについて網羅的に整理・解説したサイトや、資料的価値のあるサイトは、登録されやすいといえましょう。
逆に、時事問題を追うニュースサイトや情報サイト、日記サイトなどは、よっぽどの蓄積と整理とがなされていない限り、あまり好まれないといえるでしょう。少なくとも、雑然としたものでは、登録は難しいでしょう。
結論付けるなら、Dmozは登録が難しいのではなく、コンテンツの選択基準が厳しいのです。
この点、ヤフー等の他のディレクトリ型サイトに比べて、際立った特色があります。
ヤフーでは、相応のコンテンツがあれば、順当に登録・掲載されていきます。要するに、努力が効くわけです。
対して、Dmozにおいては、サイトのコンテンツに質と量が確保されていたとしても、「ネットの国語辞典化」という目的に適うかどうかで、判断が分かれてしまうわけです。
故に、「国語辞典」には相応しくないコンテンツを、いくら充実しても、一向に登録されないわけです。
Dmozの登録が、『難関』と言われるようになったのは、「国語辞典化」という基準があるから、と考えます。
参考リンク:「Open Directoryプロジェクトとは」




